つるブログ
タイワンヒメマルハシ/小彎嘴
2025.06.26

目次
學名: Pomatorhinus musicus
英文名: Taiwan Scimitar Babbler
IOC繁體中文: 小彎嘴〔臺灣鉤嘴鶥〕

生息地
低地から中高度(おおよそ標高0~2,500m)の湿潤な森林、藪、または竹林の下層に生息。
行動様式
動きは軽快であるが、長距離の飛行は得意ではなく、低木の間を跳ねながら移動することが多い。

食性
主に昆虫を捕食するが、種子や果実も食べる雑食性。
群れ・鳴き声
単独もしくは小群で見られ、鳴き声は多様で「ガグェ(嘎歸)」という声や双声調の鳴き声、他の鳥の声を真似ることもある。
社員による撮影エピソード

小彎嘴の声を初めて聞いたのは台北植物園で、その時は声はすれど姿は見えず。実際に撮影できたのは土城翠湖(新北市土城區)で、静かに私の前5メートルほどの距離に佇み、前方をじっと見つめていました。小彎嘴は活発でじっとしていないため、撮影は難しく、素早いピント合わせと根気が必要です。この一枚は貴重な瞬間で、とても嬉しく思っています。次回またこの元気な小さな妖精に出会えることを楽しみにしています。
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special thanks: staff Li Yue, staff James and Mr.Nakamura
=スタッフより=
2026年、日本の方を対象としたバードウォッチングツアーを企画中です。詳細は追ってお知らせします。お楽しみに~